トルコキキョウは、お供え花や仏花としてもよく使われる人気の花です。
さまざまな形や色を持っていることから、仏壇花として飾っても華やかさを演出できます。
この記事では、法要などの経験がなく初めての方にもわかりやすいように、トルコキキョウをお供えのお花として選ぶ理由と、その魅力について詳しくご紹介します。
目次
トルコキキョウ(Lisianthus)は、その優雅で華やかな花姿から、多くの人々に愛される花の一つです。色とりどりの花びらと繊細な美しさが特徴で、特にお供えのお花として人気があります。まずは、トルコキキョウがどのようなお花かを解説します。
トルコキキョウは、北アメリカ原産のリンドウ科ユーストマ属の一年草です。
キキョウという名前を見ると、キキョウ科の花だと勘違いされることが多いのですが、リンドウ科の植物です。
日本には、昭和10年代にやってきてそこから品種改良が進められたことで、一重咲きの原種のほかに、現在もよく流通されている八重咲きのトルコキキョウや大輪のもの、ピンクや緑、複色といったあらゆるカラーの品種が誕生していきます。
トルコキキョウの開花期は、寒冷地だと8月から9月、温暖地では5月から8月です。
暖かな場所で開花する花ですので、春から夏を中心に旬を迎える花です。
トルコキキョウの見た目は、幾重にも重なったフリルのように愛らしい花びらが魅力的で、色は白や紫、濃いピンク、グリーン、クリーム色、複色などあらゆるカラーが揃っています。
色のあるものを選ぶと、とても華やかな印象を与えることができる花です。
贈答品として送る際にも使われるほか、今回ご紹介しているようにお悔み花としても使われ、さまざまなシーンで使われてきました。
トルコキキョウを切り花にした時の寿命は、お手入れが行き届いていたら2週間は持たせることができる花です。
トルコキキョウを最大限長くお供えすることができるように、トルコキキョウの選び方と手入れ方法をご紹介します。
新鮮で長持ちするトルコキキョウの選び方としてわかりやすいのが花粉部分です。
花粉が黄色で、花粉がついている根元が緑の方が開花して間もないトルコキキョウです。
また、花びらにシミや傷がないものを選びましょう。茎がしっかりしているものは、長く美しさを保つことができます。
また、トルコキキョウは余分な葉を取ったり毎日のように水替えを行ったり、水切りをして丁寧なお手入れをしていくのが長持ちの大きなポイントとなります。
トルコキキョウは、柔らかい葉が傷みやすいのが特徴ですので、花に近い葉だけ残して、花瓶の中で他の花と重なる葉はすべて取り除きましょう。
茎は丈夫なのですが、できるだけ花瓶の水は少なめにしておきます。
トルコキキョウは、飾る前に水中で茎を斜めに切って水切りするのも良いですが、茎をそのまま手で折って茎をギザギザにさせて水切りするのもおすすめです。
なるべく直射日光が当たらない場所に飾り、クーラーや暖房の風が直接当たらない方が長くお供えできます。
トルコキキョウは、仏壇花として用いられることや三回忌などの法事に使用されることの多い花です。
では、なぜトルコキキョウがお供え花やお悔み花としてよく使われるのでしょうか。
花は基本的に傷みやすいのが特徴ですから、できるだけこういったお供え花として使われる際には、長持ちする花を選ばれる傾向にあります。
トルコキキョウは、さきほどご紹介したように、切り花にした時の寿命が長く花もちが良いこと、そして基本的に年間を通して流通している花であるため、いつの時期でも手にしやすいといった意味でよく使われています。
5月から8月頃が花の旬を迎えるため、お盆の時期にも最適でよく使われています。
トルコキキョウは他の花とも相性が良く、ユリやカーネーション、バラなどと組み合わせてアレンジメントを作ることもおすすめです。白や紫、ピンクなど様々な色のトルコキキョウがありますので、トルコキキョウをお供え花に取り入れることで故人の好みに合わせた色の仏花を供えることができます。
また、トルコキキョウの花びらは、フリルのような贅沢で優しい印象が特徴です。
ファンも多く、故人が生前好きだったお花として選ばれることも多く、敬意と感謝の気持ちを美しく表現することができます。
トルコキキョウには、「優美」「感謝」「永遠の愛」「希望」などといった花言葉がありますが、花の色別にも花言葉が用意されています。
お供え花を贈る際の参考になりますので、ぜひ知っておくと良いでしょう。
・白いトルコキキョウ
白いトルコキキョウは、「永遠の愛」「思いやり」といった花言葉を持っています。
白は仏事でも最もよく使われる色ですが、故人に対する思いやりの気持ちを持って送り出すことや永遠の愛を誓って送り出す、お悔みのシーンにもとても最適な意味合いを持つと考えられるでしょう。
・紫のトルコキキョウ
紫のトルコキキョウは、「希望」という意味があります。
原種のトルコキキョウは一重咲の紫であり、この原種が品種改良を重ねたことで、バラエティに富んだ品種が生まれ、紫のトルコキキョウが作り手にとって希望だったということから、この花言葉が付けられたと言われています。
仏花にも適切な花色で、トルコキキョウの中でも仏花に人気の色合いです。
・青のトルコキキョウ
青のトルコキキョウは、「あなたを思う」という意味を持っています。
青のトルコキキョウは大切に思っていた個人への仏花としてよく使われるため、お悔み花やお供え花としてもおすすめの花です。
・ピンクのトルコキキョウ
ピンクのトルコキキョウは「優美」という意味があります。
花を下向きにした時に、ピンクのフリルの付いたドレスのように見えることから、可愛らしく優美という花言葉が付いたと考えられています。
亡くなった方が女性の場合は、ピンク色のトルコキキョウもおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
トルコキキョウは、とても見た目が愛らしく美しい花ですが、花持ちが良く年中流通しているので、お供え花としてもよく使われる花ということがわかりました。
初心者の方でも扱いやすい花ですので、切り戻しなどをして丁寧に管理すれば2週間は持たせることができます。
青や白のトルコキキョウなら、花言葉もお悔み花にピッタリの花になりますので、ぜひ仏花として使われてみてはいかがでしょうか。
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