ハート型の形をした美しい凛とした姿が魅力的なカラーですが、カラーはウエディングブーケなどお祝い事に用いられるほかにも、お供え花として活用されることも多い花です。
法要などでカラーの花を見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、仏事が初めての方にとってもわかりやすいよう、カラーがどうしてお供え花やお悔み花として人気なのか、またカラーの花の特徴についてご紹介していきます。
目次
カラー(Calla Lily)は、その優雅な姿とシンプルな美しさから、多くの人々に愛される花の一つです。純白の花びらと長い茎が特徴で、お供えのお花として人気があります。
まずはカラーとはなにか、カラーのお花の特徴を解説します。
カラーは、南アフリカ原産のサトイモ科オランダカイウ属の球根植物です。
原産地では、約6~8種類の原種が自生しており、湿り気のある場所を好む湿地性と水はけの良い土壌を好む畑地性の2種類あるのが特徴となっています。
ちなみに、こちら日本では、初心者の方でも育てやすい畑地性のカラーが多く流通しています。
開花期は4月~7月が旬ですが、それでも輸入物などもあるので一年を通して手に入れることができる花です。
花色は赤色、白色、ピンク、黄色、オレンジ、紫などバラエティ豊富な色が揃っています。
筒状の花びらのようなものは、仏炎苞(ぶつえんほう)という葉の変形にあたります。
ちなみに、どこが花なのかというと、この仏炎苞に巻かれた芯のような部分が花にあたるのです。
カラーの切り花は7日ほどの寿命と言われています。
カラーは比較的長持ちする花であり、適切に手入れをすれば長期間美しさを保つことができます。これにより、お供えした後も故人を偲ぶ気持ちを長く保つことができるでしょう。
また、新鮮なカラーの選び方として、花びらにシミや傷がないものを選びましょう。また、茎がしっかりしているものは、長く美しさを保つことができます。
カラーを長持ちさせるには、器に入れる水は少なめの量にすることが重要です。
カラーは、基本的にまるでスポンジのように水をよく吸い上げるので、水が多いと茎自体が腐ってしまうリスクが高くなります。
底から3、4cmほどの高さにとどめましょう。
また、水はできるだけ毎日のように取り換えることが重要です。
水を取り換える際もバクテリアが繁殖しないように茎をカットすることで、毎回切り口が新鮮な状態になります。
ちなみに、ほかの植物で必要だと言われている水切り(水につけた茎の先端を切ること)をする必要はありません。
水の吸い上げが非常に良い植物ですので、空気中で茎を切っても問題ありません。
お供え場所も直射日光が当たらない場所に飾ることで、カラーのお花の寿命を延ばすことができます。
仏花としてよく使われる花といえば、菊やユリ、胡蝶蘭、カーネーションなどといった花もちの良い花が用いられることが多いです。
切り花として7日ほどは持つのでカラーは花持ちが比較的良いほうですし、扱いやすいためお供え花として重宝されています。
そのうえ、カラーの純白の花びらは純粋さや清潔さの象徴と言われています。お供えのお花にカラーを選ぶことで故人への尊敬と感謝の気持ちを表現することができます。
また、カラーはそのシンプルな美しさから単独で飾るだけでも十分なお花ですが、他の花とも相性が良いのが特徴です。ユリや菊、バラなどと組み合わせてアレンジメントを作ることもおすすめです。
そのため、お供えのアレンジメントとしてカラーが使われることも多く、メインのように凛とまっすぐ伸びたカラーを置いて周りにトルコキキョウや菊などをアレンジされているケースもよく見られます。
カラーを使うことでよりモダンな印象になります。
カラーのシンプルなデザインは、上品で落ち着いた印象を与えます。派手さを抑えた美しさが、故人を偲ぶ場にふさわしい雰囲気を作り出します。
上品でおしゃれなお供え花をお探しの場合は、カラーの入った仏花がおすすめです。
3回忌などの法事に使う際も白ではなく、紫など色の入ったカラーを合わせることもあります。
カラーは、「乙女のしとやかさ」「清純」などといった花言葉を持っていますが、色別にもそれぞれ花言葉があります。
お世話になった方の法要や、大切な親族にお供え花としてカラーの花を贈る際の参考にしてください。
・白いカラーの花言葉
白いカラーは、仏花としてよく使われているお花です。
「清浄」「清純」という意味があり、仏花としてもピッタリの花であると言えるでしょう。
・紫のカラーの花言葉
紫のカラーは、「夢見る美しさ」という意味を持っています。
紫という色は、かつてから高貴な色として扱われているほか、霊感などを刺激する効果がある色だとも言われており、夢を見ているかのような美しさを秘めた花です。
こちらも仏花として最適な花と言えるので、ぜひ四十九日が過ぎてから贈ると良いでしょう。
・ピンクのカラーの花言葉
ピンクのカラーは「情熱」という意味を持っています。
亡くなった方が女性だった場合におすすめです。
・黄色のカラーの花言葉
黄色のカラーは「壮大な美」という意味があります。
明るく楽しいイメージがある黄色は、人を惹きつけるような壮大な美がイメージされる色であるという意味で付けられているのでしょうか。
黄色いカラーは四十九日以降に使われるにも適しているカラーでしょう。
3このほか、オレンジは「熱血」という意味を持っており、ブラウンは、「凛とした美しさ」という意味を持っています。
いかがでしたでしょうか。
カラーは、ハート型の愛らしい花ですが、モダンな印象を与える仏花として近年人気の仏壇花です。
大切な故人を送る際に白いカラーをお供えするのも素敵でしょう。
初心者の方でも扱いやすい花ですので、お墓参りの際にも使用されるのもおすすめです。
新鮮な花を選び、適切に手入れを行うことで、長くカラーの美しさを保つことができます。シンプルに飾るもよし、他の花と組み合わせてアレンジメントを楽しむもよし。故人を偲ぶ気持ちを込めて、ぜひカラーをお供えのお花として選んでみてください。
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