一般的に死者を弔う儀式である法事・法要、お盆などにお花を贈りたい時、どのようなお花を選べばいいのでしょうか。
この記事では法事や法要の意味や贈る際におすすめの花とマナーを徹底解説していきます。
目次
そもそも法事や法要でよく聞く三回忌、七回忌などは亡くなってから何日目のことをさすのでしょうか。
三回忌はいつ?七回忌はいつ?となることも多いと思います。
まずは、回忌の数え方についてご説明します。
1回目の法要にあたる一周忌は、亡くなってから1年目の命日のことです。
それ以降の法要は2年目の命日を三回忌、6年目の命日を七回忌、12年目の命日を十三回忌と続いていきます。
回忌法要は、「〇回目の命日+1」で計算されると覚えましょう。
たとえば、三回忌は2回目の命日なので、2+1で3回忌と計算できます。
尚、年忌法要(1周忌、三回忌、七回忌…と命日に行う特別な法要)は一周忌(二回忌)、三回忌以後は、四回忌ではなく、6年目の命日である七回忌で、その次は12回目の命日である十三回忌と間隔をおくことが慣わしとなっています。
四回忌、五回忌、六回忌をしてはいけないわけではありません。
本来は毎年の命日の供養が大切ですが、一周忌・三回忌は節目の大切な法要として親族を招いた規模の大きな法要を営むのが一般的です。
先程ご説明した回忌の数え方の中で「周忌」と「回忌」という表現が出てきました。
回忌と周忌の違いはなんでしょうか。
一回忌とは、故人が亡くなって1年経った命日のことで、一周忌は亡くなった翌年に行う法要のことです。
亡くなってから1年が巡った、一周したので一周忌と呼びますが、周忌と表現する回忌は一周忌だけになります。
それ以降は数え年となり、三回忌、七回忌……と呼び、三周忌、七周忌とは言いません。
そのため実際には下記のようなカウント方法となります。
葬儀:一回忌
1年後の命日:一周忌(二回忌ですが一般的に一周忌と呼ばれます)
2年後の命日:三回忌(二周忌ですが一般的に三回忌と呼ばれます)
6年後の命日:七回忌(六周忌ですが一般的に七回忌と呼ばれます)
それでは、年忌法要はいつまで営むべきでしょうか。
一般的には下記のような間隔で年忌法要は行われます。
特に、一周忌・三回忌は節目の大切な法要として親族を招いて、規模の大きな法要を営むのが一般的です。
通常は49年後の命日にあたる五十回忌まで行うのが習わしですが、法要を行える遺族も減るため五十回忌は省略されるのが一般的になっています。
年忌法要
一周忌 (節目の大切な法要) | 命日から満1年目 |
三回忌 (節目の大切な法要) | 命日から満2年目 |
七回忌 | 命日から満6年目 |
十三回忌 | 命日から満12年目 |
十七回忌 | 命日から満16年目 |
二十三回忌 (二十五回忌として省略されることが多い) | 命日から満22年目 |
二十七回忌 (二十五回忌として省略されることが多い) | 命日から満26年目 |
三十三回忌 | 命日から満32年目 |
五十回忌 (省略されることが多い) | 命日から満49年目 |
年忌法要をいつまで行うか、どのような形で開催するかは、宗派によって異なるだけでなく、ご家庭の習わしやご遺族のライフスタイルなどによっても異なってきます。
信仰心が深いご家庭や伝統や格式を重んじるご家庭では、原則に沿って年忌法要を開催しているケースも少なくありません。
一方、少子高齢化で集まる親族が減ることや忙しくて集まれない、遠方や海外に住んでいて集まれないなど、ライフスタイルの多様化もあり、大規模な法要を行わないケースや代表的な法要のみを行うケースもあります。
自宅での四十九日法要や一周忌法要などにはどんな花がおすすめでしょうか。
四十九日とは亡くなった日を1日目と数え、四十九日目に行う法要を指します。
四十九日法要までは白いお花を基調とした仏花、四十九日法要以降は故人が好きな色や季節に合ったお花の仏花がおすすめです。
葬儀後は、自宅後飾りとしてお供え花をしますが、四十九日法要までの間に、故人は裁きを受けます。
そのため、慎ましい花が良いとされ、白を選ぶのがおすすめです。
仏壇花やお悔み花として定番の白い菊をはじめ、白い百合や白のカーネーションなどを選びましょう。
自宅での法事法要には、白い花を基調にしたアレンジメントや白の胡蝶蘭もおすすめです。
コンパクトサイズで、自宅で置き場所に困らないものを贈るのがマナーです。
仏花・お供え花の通販サイトhanaなら、関係性や時期に関わらずお供えしやすい白いお花をベースとした仏花を全国に宅配でお届けできます。
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ひまわりや、芍薬など季節を感じるお供え花のご用意もございますので、法事法要にお花を贈るなら仏花・お供え花の通販サイトhanaにお任せください。
四十九日法要までにお供えする仏花
四十九日以降におすすめの仏花
仏花 芍薬(シャクヤク)を使用したアレンジメントフラワー Mサイズ | ||
菩提寺や葬儀会館での法事法要であれば、飾りやすいアレンジメントやスタンド花がおすすめです。
一周忌や三回忌などの法事法要なら、季節の花を取り入れ、トルコキキョウやアルストロメリア、スターチスなど可憐な花を盛り込んでも素敵です。
菩提寺や葬儀会館での法事法要におすすめの仏花
<1.5万円>仏花 おしゃれなお供え用アレンジメントフラワー(白) | ||
お盆のお花を贈る際は、お盆のタイミングに気を付けましょう。
東京では7月にお盆を行うの風習です。
それ以外の地域は8月の旧盆が基本ですが、地域によっても異なるので気を付けなくてはなりません。
新盆見舞いはお盆期間が中心ですが、お盆に先立って行うケースも増えています。
お盆当日にお花がないと寂しく、お盆期間は忙しくなるので、お盆に入る前日までにお供えのお花が届くとベストです。
お盆期間中、新鮮な状態でキープできるようなタイミングで贈りましょう。
お盆に入る前はお仕事などで留守にされている方も少なくありません。
特に東京の場合、世間的なお盆期間と違うのでお休みが取れない場合もあります。
スムーズに受け取ってもらえるよう、サプライズ的に贈るのではなく、事前に確認を取るのがマナーです。
もしくは、お盆見舞いに訪れる際に花束を持参しましょう。
一周忌や三回忌など法事法要にお花を贈りたい時は、白い菊などの仏花をはじめ、白いカーネーションなどのアレンジメント、白い胡蝶蘭の鉢植えなど飾りやすいスタイルの花おすすめです。
贈るタイミングなどに気を付け、ご遺族が困ることなく、喜んでいただけるように配慮しましょう。
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法事法要に贈るお花のことで、不安なことやマナーでお困りの際はお気軽に仏花・お供え花の通販サイトhanaにお問い合わせください。
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