人が亡くなり、初めて迎えるお盆を初盆、新盆などと呼びます。
亡くなってから迎える初めてのお盆にはお盆見舞いをするのがマナーです。
お盆期間に直接自宅に訪れるのが一般的ですが、訪れるのが難しい際にはお盆見舞いとしてお花を贈る方法もあります。
この記事では、お盆に贈るお花の選び方をはじめ、おすすめの花とマナーを徹底解説していきます。
 

 目次

1. ｜お盆のお花としておすすめの花の品種
2. ｜お盆のお花におすすめの花の色合い
3. ｜お盆のお花におすすめの花の形状・スタイル
4. ｜お盆のお花を贈るタイミングはいつ？
5. ｜お盆のお花を贈るマナーや注意点について
6. ｜気になるお盆のお花の相場
7. ｜まとめ

1. お盆のお花としておすすめの花の品種

お盆にはどのようなお花をお供えするのが適切でしょうか。
お盆におすすめのお花の品種や選び方を解説します。

まず、お盆に供える仏花は暑さに強いお花を選ぶと良いでしょう。
お盆の時期は暑いので、暑さや冷房に強く、お盆期間中、日持ちするお花がおすすめです。
仏壇花として定番の菊は持ちが良く、長くきれいな状態をキープできるのでお供え花に適しています。

トルコキキョウは季節にも合い、夏の暑さに強く、花持ちが良いお花です。
スターチスも暑さに強く、枯れにくく、冷房が効いた部屋でも変化しにくいお花です。
また、胡蝶蘭も鉢植えのため寿命が長く、お盆期間のお供えにおすすめ仏花です。

また、お盆は暑さの影響を受けない枯れないお花「プリザーブドフラワー」の仏花もおすすめです。
美しいお花の状態で仏壇に長くお供えできるので、お盆など夏場のお供え花に迷ったら枯れない仏花はいかがでしょうか。

お盆のお花としておすすめの仏花

仏花　トルコキキョウを使用したお供え用アレンジメントフラワー（ピンク）Sサイズ	供花　プリザーブドフラワー　ボックスSサイズ	仏花　お供え用胡蝶蘭3本立（白）18～21輪　葵乃舞備長炭の線香セット
4,400円(税込)	6,600円(税込)	13,200円(税込)

2. お盆のお花におすすめの花の色合い

新盆は亡くなってからも日が浅いケースも多いため、お悔やみや花の定番の白を基調にするのがおすすめです。
また、暑い時期ですので涼しげな見た目になるように、白を中心にブルー系やパープル系を入れると爽やかです。

また、お盆のお供えのお花で避けなければいけない色はありません。
お供えのお花に赤い花を使ってもいいのかななど不安に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、赤いお花もお盆のお供え花に使用しても問題ありません。
赤いリンドウなどは仏花が引き締まった雰囲気になりワンポイントのお花として最適です。

3. お盆のお花におすすめの花の形状・スタイル

お盆の祭壇は、自宅後飾りをそのまま流用しているケースも少なくありません。
自宅後飾りに盆提灯を飾り、その周囲にお供え花が飾られます。
盆提灯やお供え花に加え、スイカなど季節のフルーツや故人が好んだビールなど多くのお供えが並ぶことも多いので、飾るスペースが限られてしまうご家庭も多いです。
そのため、あまり場所を取らないよう、飾りやすいアレンジメントや胡蝶蘭の鉢植えなどがおすすめです。

おすすめの仏花

仏花　カーネーションを使用したアレンジメントフラワー	仏花　アレンジメントフラワー（黄色ピンク）Sサイズ	仏花　お洒落なお供え用アレンジメントフラワー　白パープル系　Sサイズ
5,500円(税込)	6,050円(税込)	8,800円(税込)

4.お盆のお花を贈るタイミングはいつ？

お盆のお花を贈るには、お盆期間に間に合うようにしましょう。

お盆に入ってしまうと、親族が集まることやご近所の方やお知り合いなど多くの方が新盆見舞いに訪れ、気ぜわしくなります。
お盆に入ってからお花が届くと受け取ったり、飾ったりも大変なので、お盆に入る前日か、前々日あたりに到着するようにするのがおすすめです。
ただし、お仕事をされている方の場合、お盆休みではなく、スムーズに受け取れない可能性もあります。

お花はすぐに受け取ってもらえないと悪くなってしまうおそれもあるので、お相手の状況により、お盆当日の午前中などに届くようにしたほうが、受け取りやすい場合があります。

5.お盆のお花を贈るマナーや注意点について

お盆のお供え花は命の儚さの象徴とされているので、生花を贈るのがおすすめです。
ご自宅のお供えとしては枯れないお花も人気ですが、お盆にお花を贈る際は生花が良いでしょう。
注意点として、お盆の期間に気を付けましょう。

一般的なお盆は8月13日～16日ですが、東京は7月13日～16日と1ヶ月早くなります。
東京の方に8月に仏花を贈ると、すでに新盆が過ぎてしまっておりタイミングを逸してしまいます。

6.気になるお盆のお花の相場

お盆のお花の価格の相場ですが、故人様やお相手との関係性や親密度によって異なります。
家族や親しい友人にはやや豪華な仏花を、知人やご近所の方にはシンプルなものを選ぶと良いでしょう。
贈る際には、相手の気持ちを考慮し、心を込めた花を選ぶことが大切です。
花の種類や量、地域によって異なりますが、お盆に贈る仏花の価格に迷ったら下記を参考にしてください。

• 両親・祖父母・兄弟姉妹にお盆の仏花を贈る場合の平均的な予算：5,000円～1万円
  家族や親族への贈るお盆の仏花は、やや豪華なものを選ぶ傾向があります。

• 叔父・叔母、いとこなどにお盆の仏花を贈る場合の平均的な予算：5000円前後
  菊やカーネーションを中心にした白いお花ベースのシンプルな仏花がおすすめです。
• 友人・知人へお盆の仏花を贈る場合の平均的な予算：5000円前後
  友人や知人への仏花は、相手との距離感を考慮しつつ、適度な価格のものを選びましょう。5000円程度で充分なお盆のお供え花を贈ることができます。
• お取引先や仕事のお付き合いのある方、社員などビジネスシーンでお盆の仏花を贈る場合の平均的な予算：5,000円～1万円
  会社や企業としてお盆にお供えのお花を贈る場合は、5000円以上の見栄えのする仏花がおすすめです。ご迷惑にならない範囲で1万円以内におさめるのが適切です。

お悔み花と合わせて新盆見舞いのお香典をお渡しする場合やお悔み花とお菓子やお線香などをセットで贈る場合などは、トータルで相場に合うようにしても問題ありません。
お盆にお供えするお花や、地域の花屋やスーパー、ホームセンターで手に入りますが、オンラインショップでの購入がおすすめです。
仏花・お供え花の通販サイトhanaなどインターネットを通じて注文し、自宅など指定の場所に届けてもらうことができ便利な方法と言えるでしょう。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。
お盆に贈るお花は、先祖や故人への敬意と感謝を込めた大切な贈り物です。
適切な花を選び、贈る相手にふさわしいアレンジメントや花束を選ぶことで、その気持ちをより一層伝えることができます。
この記事でご紹介したおすすめの花やマナーを参考に、お盆の期間中に心温まる供養を行いましょう。

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